広島・野村祐輔「必死で向かっていく」 日本S第4戦に先発、ソフトB打線の長打力警戒
2018/10/31
福岡ソフトバンクホークスと広島東洋カープによる「SMBC日本シリーズ2018」第4戦は31日、ヤフオクドームで行われる。広島先発の野村祐輔投手はソフトバンク打線の長打力を警戒し、「必死で向かっていく」と決戦を前に意気込みを語った。
野村にとっては2016年以来、2年ぶりの日本シリーズのマウンド。「こういう舞台で投げさせてもらうことを本当にうれしく思う」と登板前日の心境を口にした。
シリーズ成績は1勝1敗1分のタイ。ここまでの試合を踏まえ、「なかなか簡単には抑えられないと思うし、苦しい戦いになる」と第4戦を見据える。ソフトバンク打線の印象を「長打力がある」とし、「回の先頭を出さないように自分の投球に持っていくのが大事。その中で長打力のあるバッターの前にランナーをためないこと」と警戒を強めた。
広島は前日の第3戦に敗れたが、打線が終盤に一挙5点をたたき出して第4戦に弾みをつけた。野村は「とにかくチームが勝てるように一生懸命投げたい」と勝利を誓った。
取材・氏原英明、文・ベースボールチャンネル編集部