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ソフトバンクが日本一へ王手、4番・柳田の劇的サヨナラ弾で延長制す 日本シリーズ、本拠地連勝「12」に

2018/11/01

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 「SMBC日本シリーズ2018」第5戦は1日、ヤフオクドームで行われ、福岡ソフトバンクホークスが延長10回の末、5-4で広島東洋カープにサヨナラ勝利。シリーズ3勝1敗1分とし、日本一に王手をかけた。
 
 得点を取られては取ってのシーソーゲーム。試合を決めたのは4番の一振りだった。
 
 先制点を奪ったのは広島。2回表、2死一、三塁、8番・曾澤がソフトバンク先発・千賀の初球を中前への適時打とした。

 ソフトバンクは広島先発・大瀬良の前に3回まで無得点。1点を追う4回裏、2四球と安打で無死満塁のチャンスを迎えると、5番・中村晃が低めに入ったフォークを中前に運ぶ技あり2点適時打を放って逆転に成功。
 
 しかし、広島は5回表、2死二塁で打席は丸。マウンドに上がったばかりの2番手・モイネロの3球目を右翼スタンドへ運ぶ2ラン本塁打とした。第4戦まで打率.125に沈んでいた丸に今シリーズ1号が生まれ、再び広島がリードを奪った。
 
 ソフトバンクも譲らず、直後の裏に1死満塁から柳田の投ゴロの間に1点を追加し、3-3の同点とした。
  
 だが、広島は6回表2死走者なしの場面、曾澤が武田からソロ本塁打を放って勝ち越した。
 
 ソフトバンクが7回裏に2番・明石の右翼への本塁打で追いつくと、試合は4-4の同点のまま今シリーズ2度目の延長戦に突入。10回表に広島を無失点に抑えたソフトバンクは、その裏、先頭・柳田にシリーズ初本塁打が飛び出し、試合を決めた。
 
 柳田の劇的サヨナラ弾で本拠地3連勝を飾ったソフトバンク。頂点へ王手をかけ、日本シリーズの本拠地連勝を「12」に伸ばした。3日は再び広島に舞台を戻し、第6戦が行われる。



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