奇跡のCS進出へ 、ベイスターズが臨む試練の14連戦
悲願のクライマックスシリーズ進出へ、横浜DeNAベイスターズが過酷なシーズン終盤戦を迎えた。9月23日の阪神戦からスタートを切った、球団史上最長となる14連戦。このハードな連戦を乗り切り、チームは奇跡を起こすことができるのか――。
2014/09/24
初戦はサヨナラ勝利で幸先のよいスタート
横浜DeNAがチーム史上初となるクライマックスシリーズ(CS)進出へ向けて、シーズン最後の試練を迎えている。
その試練とは、9月23日の阪神戦から始まった怒涛の14連戦。10月6日の東京ヤクルト戦まで休養を挟まず、連日にわたってゲームが続く。
8月20日に、雨天中止による未消化6試合と日程未発表だった5試合の計11試合が追加され、シーズン終盤に過酷なスケジュールを強いられることになった。
この14連戦は、1970年10月18日から26日にかけて行われた11連戦を上回る球団最長記録。ちなみに、1978年に日本ハム(現・北海道日本ハム)が記録した20連戦が、現在の日本最長記録となっている。
23日現在、4位につける横浜DeNAは、CS圏内となる3位・阪神と5.5ゲーム差。その阪神と14連戦最初のカード(3連戦)を23日から本拠地で戦っており、自力でのCS進出を果たすためには、この直接対決で1試合も落とせない状況だ。
初戦は、9回に主砲ブランコが逆転2ランを放ち、見事なサヨナラ勝利。奇跡的な逆転劇でチーム初のCS進出へと希望をつないだ。