オリックス、京セラ主催史上最多36128人を動員 完勝で『オリ姫』のハートもがっちり【どら増田のオリ熱コラム #31】
オリックス・バファローズは29日の楽天戦(京セラドーム大阪)で、女性ファン向けイベント『Bsオリ姫デー』を開催。当日の観客動員数は、36128人。これはオリックス球団が2005年に実数発表をして以来、オリックス主催の京セラドーム史上最多の動員数だ。チームも完勝で、イベントとあわせて大成功に終わった。
2015/04/30
ベースボールチャンネル編集部
女性ファンを受け入れる環境を整備してきたオリックス
オリックス・バファローズは29日の楽天戦(京セラドーム大阪)で、女性ファン向けイベント『Bsオリ姫デー』を開催した。このイベントの開催が発表された時に、当コラムでは広報関係者に取材を行い概要などを詳しく書いている(オリ熱コラム#13)が、今回はイベント当日に現地取材を行った。
京セラドーム大阪の中に入るとマスコミの数が凄い。
球団がこの日に照準を合わせてオリ姫を発信し続けたことも非常に効果があったのだろう。地上波のカメラも何台か入っていた。開門前にオフィシャルグッズショップBsSHOPに足を運ぶと、ショップ全体が前日よりもさらにピンク色が強くなっていた。完全なオリ姫仕様だ。「Bsオリ姫デー」は女性のみ選手が着用するユニフォームと同じデザインのファンジャージが配布されるため、今回男性ファン(オリ達)はグッズを買うしかないのでオリ姫グッズを持ったオリ達の姿もショップ内で多数見受けられた。
前売り段階で完売した席種も多々あり、開催前から超満員は確実と言われていた。若干数販売された当日券も完売したことで、なんと36128人もの観衆を集めた。
これはオリックス球団が2005年に実数発表をして以来、オリックス主催の京セラドーム史上最多の動員数である(これまでの記録は今年4月5日の36098人)。球団は数年前から女性トイレの個室を増室するなど、女性ファンを受け入れる環境づくりに着手していた。とりわけ昨年から火がつき始めたオリ姫だが、京セラドーム大阪という受け皿がしっかりしていることもオリ姫のハートをさり気なく掴んでいるはずだ。試合と絡める形としては初となるオリ姫イベントで史上最多動員を記録したのは、現在のチーム状況を考えると球団にとって非常に大きい。