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【日米野球】侍ジャパン・稲葉監督、捕手の競演に注目「甲斐とモリーナの強肩対決楽しみ」

2018/11/09

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 2018日米野球での対戦を控えた8日、野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督とMLBオールスターチームのドン・マッティングリー監督が東京都内で記者会見し、大会へ向けた意気込みを語った。
 
 稲葉監督は「世界最強というメジャーリーガーと対戦でき、私自身もわくわくしている」と声を弾ませた。マッティングリー監督は「全員がベストを出し尽くす試合となることを望んでいる。日本のファンに最高の野球をご覧いただきたい」と話した。
 
 4年ぶりとなる日米野球。侍ジャパンは、2020年の東京五輪を見据えた国際経験豊富な選手と成長を期待する若手というチーム編成だ。対するMLBオールスターは、メジャー屈指の捕手ヤディアー・モリーナ(カージナルス)のほか、今季新人王候補のロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)とフアン・ソト外野手(ナショナルズ)の新星が顔をそろえる。
 
 侍ジャパン指揮官が注目選手に挙げたのが捕手2人。「今話題になっているキャッチャー、甲斐(拓也)選手(ソフトバンク)とモリーナ選手の強肩対決は楽しみにしている」と期待を込めた。日本シリーズで盗塁を6度阻止し、MVPに輝いた甲斐。対するモリーナは“最強捕手”とも評される。マッティングリー監督も「試合のコントロールも素晴らしく、キャッチングの技術も優れている」と話し、MLBでは対戦相手であるモリーナをチームに擁する喜びを口にした。
 
 「東京五輪・金メダル」を目標に掲げる侍ジャパンにとって、日米野球は若手選手が経験を積む貴重な場となる。稲葉監督は「自分の持ってるものをすべて出してくれればいい。投手なら得意としているボールをしっかり投げ、バッターは力強いスイングであったり、メジャーリーガーの速い球、鋭い変化球にしっかり対応する。結果はどうであれ、そこに向かっていくという気持ちを持ってほしい」と語った。
 
 
取材・氏原英明、文・ベースボールチャンネル編集部



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