【日米野球】前田健太が広島凱旋登板、元チームメイト菊池に笑顔 2回無失点の圧巻投球「ファンに見せられてよかった」
2018/11/13
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<2018日米野球・第4戦>
侍ジャパン―MLBオールスターチーム(13日・マツダスタジアム)
日米野球初の広島の舞台。“メジャーリーガー”前田健太投手がロサンゼルス・ドジャースのユニホーム姿で凱旋登板を果たした。対する日本代表「侍ジャパン」は大瀬良大地投手が先発し、広島東洋カープの“新旧エース”の投げ合いとなった。
前田は初回、先頭の秋山翔吾外野手を一ゴロに抑えると、かつてのチームメイト2番・菊池涼介内野手を迎えた。打席に立った菊池と互いに笑みを交わした前田は、4球目の直球で右飛に取った。そして、今シリーズ好調の3番・柳田悠岐外野手も遊ゴロ。テンポの良い投球で三者凡退に抑えた。
2回は4番・山川穂高内野手をスライダーで空振り三振に取ると、続く指名打者・森友哉捕手はチェンジアップで空振り三振。2死から6番・外崎修汰内野手に3球目の直球を中前打を許したが、上林誠知外野手を内野ゴロに取ってこの回を締めた。
外崎に安打を許し、悔し気な表情を浮かべた前田だが、この日は2回1安打無失点、2奪三振。日米野球出場を決断する理由の一つとなったという広島・マツダスタジアムで、古巣のファンに圧巻の投球を見せた。前田は「かつてプレーしたグラウンドに戻ってこられたのはすごく楽しかった。ファンに僕のピッチングを見せられてよかった」とコメントした。