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ロッテ新外国人バルガス、巨漢の両打ち大砲は救世主になれるか「契約を伸ばせれば」

2018/11/20

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母国メディアの取材でオファー時の状況を振り返る

 今月6日に千葉ロッテマリーンズとの契約が発表されたケニス・バルガス内野手。現在、母国プエルトリコのウインターリーグでプレーしている彼が、地元紙『エル・ヌエボ・ディア』のインタビューに応じた模様が17日(日本時間18日)に掲載されている。
 
 現在インディオス・デ・マジャゲスでプレー中の28歳は、「最後の最後に思わぬチームからのオファーが来た。それまでは、過去に私に関心を持ってくれていた他のチームからのオファーを待っていたのだけれど、ロッテが突然現れ、チャンスをくれたんだ」とオファー時の状況を振り返る。
 
 今季はミネソタ・ツインズ傘下の3Aロチェスター・レッドウイングスでプレーしていたバルガスは、「私はフリーエージェントではなかったので、ロッテがツインズと交渉してくれた。ロッテはパワーヒッターの一塁手を探していたようで、私の売却をツインズに求めて、ツインズがそれに合意したということだ」と述べる。
 
 新たな活躍の場を日本に求めたことについて「すごく興奮しているし、最高に満足している。私のキャリアにおいて新しいチャンスだ。経済的にも家族を豊かにさせられる。これは本当にありがたいことだ。長年頑張ってきたことへのちょっとしたご褒美だと思っているよ」と語っている。
 
 そして「契約は1年だ。神のご加護があれば、いいシーズンを送れる。そしてまたアメリカに戻れるチャンスがあれば戻るであろうし、そうでなければ2年、3年と日本での契約を伸ばせればと思っている」と続けた。
 
 ロッテとの契約時に発表されたボディサイズは身長196センチ、体重133キロとNPB史上に残る巨漢レベル。今季は3Aで21本塁打を放ち、MLBでも通算35発というスイッチヒッター(両打ち)の長距離砲だ。12球団最少の78本塁打に終わったロッテにとっては喉から手が出るほど欲しかった大砲。バルガスは2年目を迎える井口マリーンズの救世主となれるだろうか。



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