最高勝率を獲得、ブルペンの救世主…助っ人投手の活躍が目立ったパ・リーグ。外国人選手の今季成績は?
2018/11/29
ブルペンの救世主となったマーティンとヒース
<埼玉西武ライオンズ>
▽投手
カイル・マーティン
22試合、21回2/3、2勝1敗1S10H、26奪三振、14四死球、防御率2.08、Whip1.25
ファビオ・カスティーヨ
20試合(先発12試合)、74回1/3、7勝4敗3S1H、51奪三振、51四死球、防御率4.48、Whip1.41
ブライアン・ウルフ
14試合(先発13試合)、66回、4勝4敗、40奪三振、19四死球、防御率4.77、Whip1.61
デュアンテ・ヒース
42試合、39回2/3、4勝1敗13S9H、53奪三振、11四死球、防御率2.50、Whip0.91
▽野手
エルネスト・メヒア
82試合、打率.212、9本塁打、21打点、OPS.655
今季リーグ優勝を果たした西武だが、助っ人の働きは期待通りとはいかなかった。新加入のカスティーヨは開幕当初、先発ローテーションの一角を担ったが不安定な救援陣を強化すべく配置転換。しかし、7月に右肘の張りを訴え、登録を抹消。以降1軍での登板はなかった。
昨季9勝を挙げたウルフは4勝にとどまり、防御率も悪化。被打率.332と打ち込まれた。メヒアは来日5年目の今季、打率.212、9本塁打、21打点と、本来の姿とは程遠い成績に終わった。契約最終年となる来季は、本塁打王を獲得したかつての輝きを取り戻したい。
リーグ優勝を支えたのが、シーズン途中で加入したリリーフのヒースとマーティンだ。ヒースは42試合に登板し、Whip0.91と抜群の安定感を見せた。マーティンは7月に入団すると、力のある速球を武器に21回2/3を投げて26三振を奪う活躍だった。