ヤクルト、ソフトB戦力外の寺原を獲得 今季21登板で防御率2.39、さらなるリリーフ強化へ
2018/11/27
東京ヤクルトスワローズは27日、球団公式サイトにて福岡ソフトバンクホークスから戦力外通告を受けた寺原隼人投手を獲得したことを発表した。
現在35歳の寺原は、日南学園高を経て2001年に福岡ダイエーホークス(現・ソフトバンク)からドラフト1位指名を受け入団。150キロを超える速球を武器に活躍した。
その後、2007年から横浜DeNAベイスターズで4年間、2011年からオリックス・バファローズで2年間プレー。そして2013年から古巣のソフトバンクに復帰した。度重なる故障を経験しながら先発、中継ぎをそれぞれ務め、今季は21試合に登板し0勝0敗4ホールド、防御率2.39。しかし、シーズン終了後にチームから戦力外通告を言い渡されていた。
ヤクルトは今季、中尾輝投手、風張蓮投手、秋吉亮投手、近藤一樹投手、石山泰稚投手らリリーフ陣の奮闘が光り、昨季のリーグ最下位から2位に躍進。しかし、登板数の多さからシーズン終盤には疲労の色も見られた。ここに寺原が加わることで、さらなるリリーフ陣の強化が期待される。