DeNA・東克樹がセ新人王獲得! 来季はチームの柱へ、目指すは「2年連続2桁勝利」
2018/11/27
横浜DeNAベイスターズの東克樹投手が27日、東京都内で行われた「NPB AWARDS 2018 supported byリポビタンD」でセ・リーグ最優秀新人賞(新人王)に選ばれた。DeNAとしては、2015年の山﨑康晃投手以来、3年ぶり8人目の快挙となった。
今季は1年目ながら24試合に登板し、11勝5敗、リーグ2位となる防御率2.45を記録した。クライマックスシリーズ(CS)進出争いがし烈を極めた9月は、4試合に登板して2勝0敗、防御率1.38をマーク。東が特に「気合いが入った」と振り返るのは、9月28日の読売ジャイアンツ戦。菅野智之投手と投げ合い、7回107球を投げ、5安打無失点の力投を見せた。
東は有効得票数294票中、290票を獲得し、ダントツでの新人王選出。立命館大からドラフト1位で入団したルーキーは、シーズン143試合を「あっという間に終わった」と充実感をにじませた。「常に上を目指した」と話し、成績に満足することなく投球できたことが好成績につながったとした。
来季の目標を「2年連続の2桁勝利、規定投球回到達」に掲げる東。「チームの柱になれるように頑張りたい」と2年目を見据えた。
取材・文:森田深志