西武、巨人戦力外の廖任磊を獲得 身長2メートル超、最速154キロの台湾出身右腕
2018/11/28
埼玉西武ライオンズは28日、今季まで読売ジャイアンツでプレーした廖任磊(リャオ・レンレイ)投手と選手契約を結ぶことで合意したと発表した。
台湾出身右腕の廖は、2016年ドラフト7位で巨人に入団した。身長201センチの高さから繰り出す、最速154キロの直球が持ち味で、今季は2軍で17試合に登板。19回1/3を投げて、2勝0敗、防御率2.79を記録している。だが、プロ2年間で1軍での登板はなく、10月26日に巨人から戦力外通告を受けていた。
西武の渡辺久信シニアディレクター(SD)兼編成部長は、球団を通じて「中継ぎで起用することになると思います」と役割を明言。獲得理由は、「強い球が投げられることが一番の魅力です。外国人枠ではなく、また、当球団には台湾出身のコーチ、選手がいて環境面でもすぐにチームにとけ込めると思います」とし、来季の戦力として期待を込めた。