楽天が交換トレードで広島・福井優也を獲得、菊池保則を放出
2018/11/29
東北楽天ゴールデンイーグルスは29日、広島東洋カープとの交換トレードにより、福井優也投手を獲得したと発表した。楽天からは菊池保則投手が広島に渡った。
福井は、済美高から早稲田大に入学。北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手と埼玉西武ライオンズの大石達也投手ともに“早大三羽烏”と呼ばれ、2010年ドラフト1位でプロの世界に飛び込んだ。同一大学から3投手がそれぞれ1位指名を受けるのはプロ野球史上初めてのことだった。
広島に入団後は、ルーキーイヤーに27試合に登板して8勝を挙げる活躍で存在感を発揮。2015年には自己最多となる9勝、防御率3.56をマークし、一気にエース格へと上り詰めるかに思われた。だが、その後は伸び悩み、年々登板数は減少。今季は自己最少の3登板にとどまり、0勝3敗、防御率8.40と不本意なシーズンを送った。
菊池は、常磐大高から2007年ドラフト4位で楽天に入団した11年目右腕。今季は3試合に登板し、0勝0敗、防御率1.38を記録している。