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ソフトバンク・城所、引退を表明 16年交流戦MVP男が現役に幕

2018/11/30

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 福岡ソフトバンクホークスは30日、城所龍磨外野手が今季限りで現役を引退すると発表した。
 
 城所は中京高から2003年ドラフト2巡目でソフトバンクに入団。強肩と俊足を活かし、2年目からは代走・守備固めのエキスパートとして徐々に出場機会を増やした。出番を待つ場面が多いことから、「キドコロ待機中」のキャッチフレーズで親しまれたが、2016年の交流戦では打棒が爆発。同期間の成績は打率.415、5本塁打、12打点、6盗塁と圧倒的な数字で交流戦MVPを獲得した。
 
 しかし、その後は出場機会が減少しており、今季限りでの退団がすでに決まっていた。トライアウトを受験したが、獲得に名乗りをあげる球団はなく、現役引退を決意した。
 
 今季成績は41試合出場、打率.167、1本塁打、2打点、3盗塁。通算成績は15年間で716試合出場、打率.196、8本塁打、42打点、65盗塁。通算守備率は.989と高い水準を誇った。



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