あすポスティング申請の菊池雄星、MLB公式サイトが特集「スーパースターの期待は…」
2018/12/02
獲得の関心示すのはドジャースなど4球団か
米公式サイト『MLB.com』は1日(日本時間2日)、あすメジャーリーグ移籍のためのポスティング申請を行う埼玉西武ライオンズの菊池雄星投手について特集を組んだ。
記事では、菊池のスカウティングリポートとして「平均92~94マイル(約148キロ~151キロ)で、時に96マイル~98マイル(約154キロ~158キロ)に達する。NPBだけでなく、メジャーリーグでも平均(2018年は91.4マイル:約147キロ)以上の数値だ」と評価。そして球種については「速球とスライダーのコンビネーションに加えて、カーブとチェンジアップも混ぜてくる」と紹介している。
同サイトのジョン・ポール・モロシ記者によれば、「MLBの複数のスカウトがメジャーリーグで2番手の先発投手になれると信じている」としているが、一方で「大谷翔平、ダルビッシュ有、田中将大といったスーパースターとしての期待はない」との見方を示した。
また、米メディア『MLBネットワーク』のインサイダーを務めるジョン・ヘイマン氏は、菊池の獲得に関心を示している球団としてロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、ジャイアンツ、シアトル・マリナーズを挙げている。
かつて松坂大輔投手のボストン・レッドソックス入りを手掛けたスコット・ボラス氏を代理人に持つ菊池にとって、申請後のポスティング、そして交渉期間でどのような動きがあるのか、今後も日米の野球ファンを巻き込んで注目を集めることになる。