パは西川遥輝(日本ハム)、セは村田修一(巨人)【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第5週(4/27-5/3)】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。原則として月曜日に発表する。2カード6試合ごとで今回は、4月27日から5月3日までの集計とする。
2015/05/04
オリックスの塚原がセットアッパーに定着
今度は投手陣だ。
PR(Pitching Run)順。リーグの平均防御率よりどれだけ傑出しているかを見る指標となる。
パリーグは打高に大きく振れて、平均防御率は3.68、セは投高の2.78だ。
パリーグの投手成績から確認したい。
完封勝ちはバリントンと石川の2人。最多奪三振は、この週に一軍に上がってきた西武の菊池と楽天の則本が12でトップ。
救援投手は、西武の高橋朋己が3セーブで安定感抜群だ。オリックスの塚原が4ホールド、前週3ホールドを記録しており、この2週間で7ホールド。セットアッパーとして貢献していることがわかる。
山崎が4セーブ無失点
セリーグだ。
8回零封投手が3人。ポレダも8回二死まで零封。奪三振は藤浪が10で1位。
救援投手はDeNAの山崎が4試合4セーブ無失点。ホールドは中日の田島、又吉、阪神の福原、巨人のマシソンが2。
先発投手のMVPは、パリーグが完封投手2人のうち、被安打が少なかったオリックスのバリントン、セリーグは3人の8回零封投手のうち最も被安打が少なかったDeNAの三嶋とする。
救援投手はパリーグが前週に引き続き完璧な中継ぎ登板で4ホールドのオリックス塚原に、セリーグは4セーブのDeNAの山崎としたい。
今週のパリーグの投打の総合MVPは、驚異的な打撃を見せた日本ハム西川、セリーグは打棒が復活し、チームを引っ張った巨人の村田とする。
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