楽天の助っ人アマダー、ペゲーロ、ディクソンが退団 ウィーラー、ハーマン、宋は来季も契約
2018/12/03
東北楽天ゴールデンイーグルスは3日、ジャフェット・アマダ―内野手、カルロス・ペゲーロ外野手、オコエ・ディクソン外野手と2019シーズンの選手契約を行わず、退団が決まったと発表した。
193センチ、135キロで日本球界最重量の助っ人アマダーは、今季62試合に出場し、20本塁打を放つ活躍。4月7日の福岡ソフトバンクホークス戦では、“甲斐キャノン”の異名をとる甲斐拓也捕手から盗塁を決めたことで話題になった。
しかし、8月に禁止薬物の陽性反応が出たことで、NPBから6カ月の出場停止処分を言い渡され、母国メキシコへ帰国していた。NPB通算で、222試合に出場し、打率.250、190安打、52本塁打、126打点の成績だった。
来日3年目のペゲーロは昨季、120試合に出場し、打率.281、26本塁打、75打点と大活躍。強打の2番打者として、チームのAクラス進出に貢献した。だが、今季は開幕から調子が上がらず、打率.233と低迷し、役割を果たせなかった。NPB通算は、259試合に出場し、打率.265、253安打、53本塁打、145打点の成績だった。
今季加入したディクソンは、チームメイトのオコエ瑠偉外野手に続く「2人目のオコエ」として注目を集めた。だが、22試合の出場にとどまり、打率.175、1本塁打、3打点の成績。外国人枠との兼ね合いで出場機会を掴めず、持ち味の長打力を発揮できなかった。
ゼラス・ウィーラー内野手、フランク・ハーマン投手、宋家豪投手とは、来季も引き続き契約する。