ヤンキースのオーナー、ポスティング申請の菊池に言及「日本は偉大な選手を輩出。今年も変わらない」
2018/12/04
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埼玉西武ライオンズの菊池雄星投手がメジャーリーグ移籍へ向けてポスティング申請したのを受け、3日(日本時間4日)には複数の米メディアも次々にこのことを報じている。
米スポーツサイト『ESPN』によれば、「西武ライオンズの27歳のエースは、1月2日(同3日)までにMLB球団と契約を結ぶことになる。ライオンズは契約に基づいて譲渡金を受け取ることになるが、もし菊池がMLB球団と契約を結ばなければ、ライオンズに残留する」と報道。
さらに、菊池が現在ロサンゼルス・エンゼルスで活躍する大谷翔平投手と同じ高校でプレーしたことや(菊池が3年先輩)、今季成績や日本での8シーズンで残した通算成績を紹介した。
そして、記事ではニューヨーク・ヤンキースのオーナーであるハル・スタインブレナー氏のコメントを掲載。先月11月に「彼の能力は知っているよ」と菊池について話している同氏は、「スカウト会議で彼の映像を見て、我々は彼について話し合いを重ねてきた。いつも世界における日本という地域に注目してきたが、これまでも信じられないほど偉大な選手が出てきている。今年もそれは変わらないだろう」と大きな期待を寄せている。
ヤンキースをはじめ様々な球団が獲得に興味を示しているという報道があるが、この1カ月で菊池を射止める球団は果たしてどこなのか、ますます注目度が高まっている。