日本ハム、金子が入団会見 登録名を「金子弌大」に変更。「北海道のために一生懸命頑張りたい」
2018/12/11
栗山監督「チームに大きな化学変化が起こる」
北海道日本ハムファイターズは10日、札幌市内でオリックス・バファローズから自由契約となっていた金子弌大投手の入団会見を行った。球団公式サイトにてその模様が伝えられている。
金子は長野商高、トヨタ自動車を経て、2004年のドラフト会議でオリックスの自由獲得枠として入団。2018年の今季まで14年間オリックス一筋でプレーしてきたが、今季終了後に自由契約となっていた。1軍での通算成績は316登板(249先発)で120勝78敗、5ホールド、5セーブ、防御率2.96。日本ハムでは登録名を「金子千尋」から「金子弌大」に変更、背番号は「19」に決まった。
日本ハムの入団会見では、「栗山監督をはじめ、球団の方の情熱に心をうたれ、北海道のみなさんの前で野球をしたい思いで入団させてもらいました」とコメント。「35歳のルーキーという気持ちを持って、北海道のために一生懸命頑張りたい。よろしくお願いします」と意気込みを語った。一方で、オリックスに対しても「感謝の気持ちを忘れず、野球人として一生懸命やっていきたい。これからも温かく見守ってください」と感謝の姿勢を示している。
そして、日本ハムの栗山英樹監督は、「この日を待っていました。『来てください』と全身全霊で伝えて、『行きます』と返事をもらった時は本当にうれしかった。成績を残すことはもちろん、チームに大きな化学変化が起こることは間違いない。来年は優勝しなければいけないシーズン。金子投手はこれだけの実績があるし、優勝して一緒に喜び合いたい。これからは北海道の金子弌大になります。北海道のみなさん、よろしくお願いいたします」と金子がチームにもたらす影響力に大いに期待していることを明かした。