阪神にFA移籍した西、人的補償は誰に? プロテクト名簿28人を予想
2018/12/14
投手
オリックスは今オフ、先発ローテーションを守った西と、金子千尋(金子弌大に変更)を放出。計算できる先発投手が、山岡泰輔と助っ人左腕アンドリュー・アルバースだけとなり、先発投手の補強が急務となっている。故障明けの田嶋大樹や東明大貴、実績十分の松葉貴大らの活躍によっても、事情は変わってきそうだ。
中継ぎ陣は、守護神・増井浩俊を含め、今季30試合以上登板したリリーフ8投手のうち、左腕は山田修義のみ。先発左腕の配置転換か、左腕獲りが予想される。
阪神のプロテクトは、先発を担うであろう岩貞祐太、秋山拓巳、小野泰己、才木浩人、復活が期される藤浪晋太郎、若手の馬場皐輔、髙橋遥人、今季ファームで8勝を挙げた青柳晃洋らをプロテクト。中継ぎは、ベテランの能見篤史と藤川球児、勝ちパターンの桑原謙太朗、左腕の岩崎優、代表経験のある石崎剛、有望株の望月惇志を選出した。
また、1軍での登板はないものの、今季ファームで9試合27回0/3を投げ、防御率1.00をマークした20歳の浜地真澄もプロテクトした。一方、年齢を考慮して選外となったベテランの岩田稔、岡本洋介、髙橋聡文の3人や、ファームで活躍を印象付けた竹安大知、今季DeNAから人的補償で加入した尾仲祐哉は守り切れず、オリックスが獲得に動く可能性は高い。
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