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上原浩治、巨人と再契約でプロ21年目へ 背番号は愛着の「19」、手術した左膝も順調に回復

2018/12/15

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今年7月に日本人初「トリプル100」達成

 読売ジャイアンツは14日、球団公式サイトにて、自由契約としていた上原浩治投手と来季の契約を結んだことを発表した。背番号は、巨人でデビュー年の1999年から2008年、そしメジャー移籍後も着けていた「19」となる。
 
 上原は、東海大仰星高から大阪体育大を経て1998年のドラフト会議で巨人を逆指名し入団(ドラフト1位)。ルーキイヤーの1999年にいきなり20勝を挙げると、最優秀新人賞(新人王)や沢村栄治賞(沢村賞)などタイトルを総なめ。2008年までに112勝を挙げた。
 
 2009年からは海外フリーエージェント(FA)権を行使してメジャーリーグに挑戦し、ボルティモア・オリオールズと契約。その後テキサス・レンジャーズを経て2013年からはボストン・レッドソックスでプレーし、その年140キロ前後の速球とスプリットの制球力を武器に守護神としてワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。
 
 2017年にシカゴ・カブスでプレーした後、今季は10年ぶりに日本球界に復帰。古巣の巨人で36試合に登板し、0勝5敗、14ホールド、防御率3.63の成績を残した。7月20日には日本人として初めてとなる「日米通算100勝100ホールド100セーブ(トリプル100)」を達成している。しかし、このシーズン終了後に自由契約となっていた。
 
 上原は、今季終了後に左膝を手術しているが、球団を通じて「ジョギングも速めで動けていて、かなりいい感じにはなっている」と順調な回復ぶりを強調。
 
 そして、44歳を迎える来季へ向けて「去年は(チームが)全然決まらず、今回は年内に決まったという事ですごくほっとしています。来季は今年みたいに途中離脱のないようなシーズンにしたいなと思っています。また若手からいい刺激をもらいながら、何か自分が出来る事があればどんどん聞いてきてほしいですし、仲良く厳しくやっていけたらいいです」と意欲を見せた。



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