巨人・内海哲也、FA炭谷の人的補償で西武へ 復活を予感させた今季、元阪神・榎田に続けるか
2018/12/20
埼玉西武ライオンズは20日、フリーエージェント(FA)で読売ジャイアンツに移籍した炭谷銀仁朗捕手の人的補償として、内海哲也投手を獲得すると発表した。
プロ15年目を迎えた内海は今季、15試合に登板し、5勝5敗、防御率4.17をマーク。7月31日の横浜DeNAベイスターズ戦では、自身4年ぶりとなる完封勝利を挙げるなど、2勝にとどまった昨季から、大きく数字を伸ばした。プロ通算成績は、324試合登板、133勝101敗、防御率3.21としている。
移籍先の西武は、今季リーグ優勝を果たした一方で、チーム防御率はリーグ最下位。実績十分なベテラン左腕は、戦力としてはもちろん、若い投手たちの生きた教材にもなるはずだ。阪神タイガースから移籍した、同じ左腕の榎田大樹投手が、今季キャリアハイとなる11勝を挙げたという好例もあり、新天地での活躍が期待される。