オリックス”投壊”も「今は我慢」【どら増田のオリ熱コラム #33】
6日の西武戦で敗れ、4連敗となったオリックスはこつこつ減らしてきた借金も11に膨らんだ。開幕から投打の噛み合わないチーム状況は変わらず西武3連戦は投壊で打ち負けた。
2015/05/07
西武に打ち負け、再び借金2ケタに
「申し訳なかった」
4日から西武プリンスドームで行われた埼玉西武との3連戦に先発した中山、松葉、バリントンの3人は、いずれもゲームを作れなかったことに対して謝罪のコメントを述べていた。
この3連戦の投手成績は、
4日 オリックス6-10埼玉西武
中山 4回1/3 自責点4
マエストリ 2回1/3 自責点2
海田 1/3 自責点0
佐藤達也 2/3 自責点4
白仁田 1/3 自責点0
5日 オリックス1-6埼玉西武
松葉 4回1/3 自責点4
マエストリ 2回2/3 自責点2
白仁田 1回 自責点0
6日 オリックス6-11埼玉西武
バリントン 4回2/3 自責点7
海田 1/3 自責点0
岸田 1回 自責点2
白仁田 1回 自責点0
佐藤達也 1回 自責点0
ゴールデンウィークの3連戦に先発した投手は、全員5回途中で西武打線にKOされた。中山は1軍に帯同していた山崎福也の調子が上がらなかったため、2軍から緊急招集された。
先月30日に鳴尾浜で行われたウエスタンリーグの阪神戦では3回を被安打1の無失点と好投を見せた。
先月30日の夜に一軍復活登板を果たした近藤一樹のように期待されていたが、応えることができなかった。
3連敗中と不調だった松葉は、前回登板した先月26日の日本ハム戦から中8日での登板。しかし松葉の状態が上向くことはなく、今季最短の降板になってしまった。
そしてオリックスファンにとって最後の砦とも言えるのが、バリントンだった。
前回の登板で1安打完封勝利を飾り防御率を1.29とし、日本ハム大谷翔平に続く防御率ランキング2位につけていた。そのバリントンが連敗を止めるべく最終日に登板した。
しかし、西武打線の猛攻の前に10安打7失点とまさかの大炎上。ゴールデンウィークの最後にオリックスファンの心をへし折ってしまった。
バリントンの防御率は2.72まで悪化し、チームは今季西武プリンスドームで6連敗。3日のソフトバンク戦から4連敗を喫し借金は11にふくらみ、この日オリックスに勝って首位に立った埼玉西武とのゲーム差は9.5まで広がった。