ヤクルト、新助っ人2選手と契約締結 158キロ右腕マクガフとソフトB・スアレスの実兄
2018/12/26
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東京ヤクルトスワローズは25日、前コロラド・ロッキーズ傘下3Aアルバカーキ・アイソトープスのスコット・マクガフ投手と、前アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下3Aリノ・エーセズのアルバート・スアレス投手と来季の選手契約を締結したと発表した。背番号は、マクガフが「37」、スアレスが「70」となる。
米国出身のマクガフは、身長180センチ、体重86キロのリリーフ右腕。最速158キロの速球を武器に、メジャーリーグ通算6試合に登板している。今季はマイナーで43試合に登板し、7勝3敗、1セーブ、6ホールド、防御率5.55の成績だった。
マクガフは球団を通じて、「2010年、大学時代に東京で開催された、ワールドユニバーシティベースボールチャンピオンシップに出場したことで、日本文化への興味を持ち、日本人選手が高いレベルにおいて競い合う姿勢を見ることが出来ました。再度、日本の素晴らしいファンの皆さんとお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。
ベネズエラ出身のスアレスは、身長190センチ、体重106キロの29歳。福岡ソフトバンクホークスのロベルト・スアレス投手は実弟にあたる。
スアレスは、2006年にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結び、キャリアをスタートさせた。9年間のマイナー生活を経て、2016年に、サンフランシスコ・ジャイアンツでメジャーデビュー。150キロを超える速球を武器に、3勝を挙げた。昨オフにダイヤモンドバックスに移籍したが、メジャーでの登板はなかった。
メジャー通算成績は、40試合登板し、3勝8敗、1セーブ、1ホールド、防御率4.51。マイナーでは11年間150試合で、28勝37敗、1セーブ、4ホールド、防御率3.65を記録している。
ヤクルトは今オフ、北海道日本ハムファイターズの高梨裕稔投手と、ソフトバンクから自由契約となっていた寺原隼人投手を補強。マクガフ、スアレスの加入で、課題の投手力がまた一歩改善されそうだ。