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全選手が初受賞 3・4月度「日本生命月間MVP」受賞者発表

ゴールデンウィーク9連戦を終えた8日、3・4月度の月間MVPが発表された。投打の要として開幕からチームを引っ張った4選手が初受賞となった。

2015/05/08

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ベースボールチャンネル編集部



球団史上初「負けない男」ルーキー高木勇人が受賞

 長いゴールデンウィーク9連戦を終えて休養日明けの8日、3・4月度「日本生命月間MVP」受賞者が発表された。各リーグの投打から1人ずつ選出される中、今回は全選手が初受賞となった。

 まずはセリーグ。投手から見ていく。

【投手部門】
高木勇人 読売ジャイアンツ
成績:5試合登板、投球回36回、4勝0敗、完封1、奪三振25、自責点6、防御率1.50

 巨人のルーキー高木が球団史上初、セリーグの新人選手では17年ぶり2人目の3・4月度受賞。また今回の受賞で、球団からの投手部門受賞を10年連続に伸ばした。
 高木は、開幕3戦目の3月29日対DeNA戦にプロ初登板し、6回2失点で初勝利。巨人の新人先発投手が開幕カードで勝利したのは、55年ぶりの快挙でもあった。
 2度目の登板の4月5日対阪神戦では初完封。その後の登板でも味方の守備や打線に助けれられながら好投を続けて無傷の4勝を飾った。
 今後も激しい首位争いが繰り広げられる中、先発ローテーションの一人として活躍が期待される。

 次に打者だ。

【打者部門】
梶谷隆幸 横浜DeNAベイスターズ
成績:28試合、39安打、1本塁打、14打点、10盗塁、打率.333

 DeNAの梶谷が入団9年目にして初受賞。4月終了時点で2位タイと好調のチームを開幕から全試合3番で先発出場し、支えてきた。
 4番筒香、5番ロペスの強打者とクリーンアップの一角を担っている梶谷は、28試合中23試合でヒットを記録し、打率、安打、二塁打(13)、盗塁でリーグ1位タイで持ち味の俊足好打を発揮している。
 4月4日対広島戦でチーム今季初となるサヨナラヒットを決めるなど勝負強さも光った。
 5月に入り、首位に浮上したDeNA。キャプテンの筒香とともに引き続き、打線のキーマンとなる。

梶谷(ロゴ入り)

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