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全選手が初受賞 3・4月度「日本生命月間MVP」受賞者発表

ゴールデンウィーク9連戦を終えた8日、3・4月度の月間MVPが発表された。投打の要として開幕からチームを引っ張った4選手が初受賞となった。

2015/05/08

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ベースボールチャンネル編集部



イチローの210安打を超えるハイペースで打ち続ける秋山が初受賞

 続いてパリーグ。セリーグ同様に投手から見ていく。

【投手部門】
大谷翔平 北海道日本ハムファイターズ
成績:5試合、投球回33回2/3、完投1、完封1、奪三振38、防御率0.80

 二刀流として明らかな進化を見せている大谷が投手として初受賞。高卒3年以内での受賞は球団ではダルビッシュ以来2人目だ。
 今シーズンは、自身初の開幕投手として3月27日対楽天戦に先発し、5回2/3、1失点で勝利を挙げると、その後4試合に登板し全勝でリーグ1位の5勝を挙げた。
 投手として中6日で登板し、登板間に2試合を指名打者として、すでに2本塁打を放ち名実ともに二刀流として実績を残している。
 首位争いを続けるファイターズ。引き続き、大谷の投打の記録にも注目したい。

大谷日ハムユニ(ロゴ入り)

 次に打者だ。

【打者部門】
秋山翔吾 埼玉西武ライオンズ
成績:25試合、40安打、2本塁打、8打点、打率.374

 オープン戦の好調(打率.459)そのままに、開幕から驚異的なペースで打ち続けている秋山が5年目で初受賞。球団で同月受賞はカブレラ、栗山につぎ3人目だ。
 不動の1番として好調なチーム、打線を引っ張っている。安打、塁打(54)、得点(18)、打率はリーグ1位だ。
 4月終了時点で25試合に出場し、22試合でヒットを記録。すでに40安打も放っている。このまま打ち続ければイチローのパリーグ記録210安打を超えることも十分可能だ。
 5月に入り4連勝で首位奪還に成功した西武。今後もリードオフマンの活躍がチーム成績を左右するに違いない。

秋山Saitama(ロゴ入り)

 5月に入り、両リーグの首位が入れ替わった。その激しい首位争いの中心にいる4選手が初受賞となった。しかしまだシーズン序盤。5月はどんな選手が活躍し、チームをけん引していくのか、楽しみだ。

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