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【春季キャンプ見どころ・DeNA】“エース探し”のキャンプ、左腕トリオの奮起に期待 野手は主軸に続く選手を

2019/02/03

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 2月1日からプロ野球の春季キャンプが一斉にスタートした。大物ルーキー、新外国人、フリーエージェント(FA)移籍など新加入の選手に注目が集まるが、それぞれのチームがシーズンを勝ち抜くためのポイントはどこか。開幕時点の投手起用とオーダーを検討し、見どころを探る。
 

開幕投手の座は誰に


 先発陣は“エース探し”から始まりそうだ。昨季、イマイチだった左腕トリオ、今永昇太、石田健大、濵口遥大の巻き返しに注目したい。開幕投手は3人の争いになるのではないか。今永はウインターリーグに参加、濵口は日米野球で自信を回復したが、果たして、その勢いを今シーズンに持ち込めるか。昨季の勝ち頭・東克樹と井納翔一が怪我によりキャンプは2軍スタートなる分、3人にかかる期待は大きい。
 
 4番手以降も気になるところだ。昨季台頭した京山将弥や平良拳太郎、飯塚悟史などは1年間フルにローテーションを回りたいはずだ。イキのいい3人衆に割って入ろうとしているのが、ルーキーの上茶谷大河、阪口晧亮などだ。エースが誰も突出していない分、開幕まで激しいローテーション争いが繰り広げられることは間違いない。
 
 ブルペン陣は、外国人のパットンとエスコバーの残留が大きい。山﨑康晃につなぐ形ができているだけに、残りの層をどう厚くしていくかに専念すればいいからだ。
 
 昨季、ようやく本来の能力を発揮し始めた三嶋一輝はブルペンを助けてくれるはずだ。三上朋也、砂田毅樹、国吉佑樹らモップアップ勢も安泰だろう。だが、ブルペンは枚数が厚い方がいい。独立リーグからの見事な返り咲きを果たした古村徹、ルーキーの大貫晋一がどう戦力に組み込まれるか。フルシーズンを見据えたブルペンマネジメントをキャンプから意識したい。

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