体がシャープに、キレ取り戻した中島　いよいよ復活の狼煙か？【どら増田のオリ熱コラム #35】

右大腿裏の肉離れで戦線離脱していたオリックス・中島が一軍復帰を果たした。中島の復帰で強力打線は厚みを取り戻し、さらにキャプテン糸井の負担も軽減するはずだ。

2015/05/12

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ベースボールチャンネル編集部

中島の復帰は、糸井の負担軽減にも

「糸井は月曜日ということです」

　10日の試合後に前日の途中交代からこの日も欠場した糸井について質問が飛ぶと、森脇監督はこのように答えた。「月曜日」とはチームの休みを意味する。福良コーチによるとこの日、糸井は室内練習場で汗を流していて、12日からの楽天戦には出場予定だという。

　中島が好調な状態で帰ってきたことで、開幕から走り続けてきた満身創痍な糸井に休日をチームの勝利とともにプレゼントできたのは大きい。小谷野やヘルマンは欠いているが、ラッキーボーイ西野や復調の兆しが見えてきた駿太ら生え抜きが奮起すれば、打ち勝つことは十分可能だろう。

　打線が大量援護をすれば、調子が上がらなかったリリーバーを比較的楽な場面で登板させて調整することも可能になる。
　先発陣に関しても試合後にディクソンが話していたように、早期の援護はリズムを作りやすい。

　中島の真の復活は、オリックス浮上に欠かせない要素だ。

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