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【春季キャンプ見どころ・ソフトバンク】サファテ復帰で大混戦の投手陣 野手は松田・内川の後任探し

2019/02/05

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 2月1日からプロ野球の春季キャンプが一斉にスタートした。大物ルーキー、新外国人、フリーエージェント(FA)移籍など新加入の選手に注目が集まるが、それぞれのチームがシーズンを勝ち抜くためのポイントはどこか。開幕時点の投手起用とオーダーを検討し、見どころを探る。
 

開幕1軍の座は激戦必至


 先発枠の競争は、かなりハイレベルになりそうだ。
 
 まず、2017年のMVPデニス・サファテが復帰の見込みだ。彼はリリーバーだが、外国人枠の関係で投手にはあと一人しか入れられなくなる。それがバンデンハークだとしたら、千賀滉大と東浜巨の3枚の後の先発枠が混迷を極めるのだ。
 
 昨季のポストシーズンで、第2先発として活躍した選手たちが、返り咲いてくるだろう。武田翔太、高橋礼だ。2人に加えて、けがさえ癒えれば、石川柊太も先発に復帰できる。そのほか、ルーキーの板東湧梧や松本裕樹、髙橋純平らのドラ1コンビも候補になるはずだ。
 
 リリーバーはサファテの復帰により、かなりの厚みを増す。
 
 森唯斗とのツープラトンで勝利の方程式を組むことができる。課題は岩嵜翔が復帰するまでに、7、8回を乗り切る投手陣だ。候補としてはルーキーの甲斐野央、田中正義だ。杉山一樹が先発か中継ぎ適性なのかも、キャンプ中に見極めることになるだろう。どの投手が開幕1軍の切符を掴むか予想できない状況だ。
 
 全ての戦力が整えば、“オープナー”の採用やターンオーバー制を敷くことも可能だ。いずれにせよ、12球団随一の争いの激しいキャンプになることは間違いない。

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