【春季キャンプ見どころ・西武】新スタメンは1番源田3番秋山? ルーキー山野辺も正二塁手候補
2019/02/06
2月1日からプロ野球の春季キャンプが一斉にスタートした。大物ルーキー、新外国人、フリーエージェント(FA)移籍など新加入の選手に注目が集まるが、それぞれのチームがシーズンを勝ち抜くためのポイントはどこか。開幕時点の投手起用とオーダーを検討し、見どころを探る。
開幕投手の座を掴むのは?
10年ぶりにリーグ覇者として2019年シーズンに臨むが、主力3選手が退団し、チームを作り直しながらの戦いとなる。
先発陣はエースだった菊池雄星がメジャーリーグに挑戦。エース不在で、開幕投手探しから、このキャンプは始まる。中心になっていくのは、昨季、最多勝のタイトルを獲得した多和田真三郎、3年目の今井達也、榎田大樹の2018年ローテ組だ。
3人を追うのは、人的補償で巨人から獲得した内海哲也、昨シーズン終盤に好投を見せた郭俊麟、5年目のシーズンを迎える髙橋光成、ルーキーの松本航だ。さすがに、松本が開幕投手ということは考えられないが、ほかの投手には十分チャンスがあるのではないか。
ローテーションもこの6、7人を基本線にしていくだろう。
とはいえ、メンバーが固まったわけではない。背水のシーズンを迎える十亀剣、先発・中継ぎ両面に起用が考えられる佐野泰雄、ストレートの勢いが出てきた相内誠、新外国人のザック・ニールなどもいる。
ブルペン陣は昨季のメンバーがそのまま残っている。クローザーを務めるのは、ヒース。セットアッパーがマーティンで、増田達至、野田昇吾、平井克典、といったメンバーがいる。
しかし、開幕から同じメンバーでフルシーズンとはいかないだろう。おそらく先発からは漏れる高木勇人、サウスポーの齊藤大将、ルーキーでは、粟津凱士、森脇亮介、キャンプはB班のスタートながら力強いストレートの平良海馬もブルペン陣を厚くするメンバーとして、キャンプからアピールするに違いない。