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69試合連続出塁、24勝0敗1S、41歳でノーヒットノーラン達成…平成に生まれた前人未到のNPB記録

2019/02/07

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 不滅の記録もあれば、更新される記録もある。プロ野球界には、金田正一の400勝や王貞治の868本塁打といった今後達成が不可能と思われる記録が存在するが、それは昭和時代に限ったことではない。平成でも、更新困難な昭和の記録を塗り替え、新たな記録を打ち立てた選手たちがいる。
 
 野手のシーズン記録では、安打や出塁においてイチローが道を切り開き、秋山翔吾らが続く。本塁打は、不滅の記録と思われた王の55本に、助っ人ローズとカブレラが追いつき、ついにバレンティンが更新した。また、守備でも、菊池涼介が規格外の守備範囲で535捕殺をマークしている。
 
 また、「3割30本30盗塁」の“トリプルスリー”を山田哲人が3度達成。複数回達成者もほかに出ていないことからその傑出度がわかる。また、“鉄人”金本知憲の1492試合連続フルイニング出場は世界記録となっている。
 
 投手では、田中将大が2013年に、24勝0敗1セーブという数字を残し、伝説を作った。また、山本昌があらゆる最年長記録を更新。岩瀬仁紀の1002試合登板もアンタッチャブルレコードだろう。

 さらに、投打の両立を成し遂げた“二刀流”大谷翔平の登場は、この先の時代に新たな選択肢を作ったと言えるが、記録の更新は今のところ本人以外難しいだろう。
 
 新しい元号では、また我々の予想をはるかに上回る選手が登場することを心待ちにしたい。

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