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過去5年間の高卒ドラ1の成績は? 1年目と現在地を振り返る<2017年ドラフト・吉住晴斗、中村奨成、清宮幸太郎、村上宗隆、安田尚憲>

2019/02/18

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吉住晴斗(ソフトバンク・投手)

1軍戦:出場なし
非公式戦:25試合78回、3勝9敗、50奪三振、防御率6.69
 
 ソフトバンクに、外れ外れ外れ1位でサプライズ選出された吉住。素材型の高卒右腕の1年目は、層の厚いソフトバンクならではの育成システムで、着実に経験を積んだ。力のある速球を武器に、一歩一歩エースへの階段を上る。

中村奨成(広島・捕手)

1軍戦:出場なし
2軍戦:83試合、打率.201、43安打,4本塁打、16打点
 
 夏の甲子園で、一大会の最多本塁打記録を更新(6本)し、地元・広島に1位指名を受けた中村。昨季は、ファーム83試合に出場し、プロの捕手としてのいろはを学んだ。打撃面は期待が大きい分物足りない印象だが、守備が安定すれば、打棒も発揮できるようになるだろう。

清宮幸太郎(日本ハム・内野手)

1軍戦:53試合、打率.200、32安打、7本塁打、18打点
2軍戦:45試合、打率.244、39安打、17本塁打、42打点
 
 高校通算111本塁打の歴代最多記録を持ち、7球団競合の末、日本ハムに入団した清宮。デビュー戦からプロ野球の新人最長記録(ドラフト制導入以降)となる7戦連続安打を記録するなど、1年目から活躍を印象付けた。

村上宗隆(ヤクルト・内野手)

1軍戦:6試合、打率.083、1安打、1本塁打、2打点
2軍戦:98試合、打率.288、105安打、17本塁打、70打点
 
 高校通算52本塁打のスラッガーは、プロ入り直後に捕手から内野手に転向。昨季は、ファームで17本塁打を放つなど、大器の片鱗を見せつけた。春季キャンプでは最注目の一人で、開幕スタメンの可能性も十分にある。2年目の飛躍に期待したい。

安田尚憲(ロッテ・内野手)

1軍戦:17試合、打率.151、8安打、1本塁打、7打点
2軍戦:106試合、打率.271、108安打、12本塁打、67打点
 
 大型スラッガーとしてロッテに入団した安田は、昨季、ファームで規定打席に到達。打率.271に加え、17二塁打、12本塁打と長打力をいかんなく発揮した。1軍でも、全8安打中、4長打と、期待を抱かせる内容だった。春季キャンプでは、新入団の藤原とともに注目されており、開幕1軍の可能性は高い。清宮、村上同様、順調な成長ぶりを見せている。
 
 
<2013年ドラフト・鈴木翔太、松井裕樹、森友哉、渡邉諒>
 
<2014年ドラフト・安樂智大、髙橋光成、松本裕樹、岡本和真>
 
<2015年ドラフト・小笠原慎之介、髙橋純平、平沢大河、オコエ瑠偉>
 
<2016年ドラフト・今井達也、寺島成輝、藤平尚真、堀瑞輝>

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