過去5年間の高卒ドラ1の成績は? 1年目と現在地を振り返る<2016年ドラフト・今井達也、寺島成輝、藤平尚真、堀瑞輝>
2019/02/19
今井達也(西武・投手)
1年目:1軍出場なし
2年目:15試合78回2/3、5勝5敗、1完投、65奪三振、防御率4.81
今井は1年目、ファームで7試合15回1/3を投げ、防御率2.35の好成績をマーク。2年目は、開幕1軍を期待されたが、2月に未成年喫煙が発覚。5月まで対外試合出場停止処分を受け、1軍デビューは6月13日まで遅れた。しかし、後半戦はローテーションの一角として活躍。チームのリーグ優勝に貢献した。
寺島成輝(ヤクルト・投手)
1年目:1試合3回、3奪三振、防御率15.00
2年目:1試合2回、2奪三振、防御率27.00
寺島は、1軍での登板経験は浅いものの、ファームでは昨季20試合に登板し、90回を投げて、7勝5敗、防御率3.40の成績。着実に先発投手として成長を遂げている。貴重な先発左腕として、今季は先発ローテーションに食い込めるか。
藤平尚真(楽天・投手)
1年目:8試合43回1/3、3勝4敗、44奪三振、防御率2.28
2年目:14試合81回1/3、4勝7敗、1完投、68奪三振、防御率4.43
藤平は1年目、ファームで17試合79回を投げて防御率2.96と結果を残し、1軍昇格の切符を掴み取ると、8試合に登板し、防御率2.28をマーク。うち7試合で5回以上を投げるなど試合を作った。昨季は、9月17日のロッテ戦で完投勝利(9回2失点)を挙げるなど、計算の立つ投手になってきた。今季は、シーズンを通してローテーションを守り抜きたい。
堀瑞輝(日本ハム・投手)
1年目:4試合8回、0勝1敗、7奪三振、防御率3.38
2年目:10試合35回1/3、2勝3敗、1セーブ、1ホールド、28奪三振、防御率5.86
1年目はファームで11試合に登板し、27回1/3を投げ、防御率1.98と抜群の安定感を見せた堀。2017年11月の「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」と豪州との強化試合で侍ジャパンに選出されるなど、将来を嘱望されている。2年目の昨季は、先発・中継ぎのいずれも経験し、7月28日のオリックス戦でプロ初勝利、10月1日の西武戦で初ホールド、10月11日のロッテ戦で初セーブを挙げた。
<2013年ドラフト・鈴木翔太、松井裕樹、森友哉、渡邉諒>
<2014年ドラフト・安樂智大、髙橋光成、松本裕樹、岡本和真>
<2015年ドラフト・小笠原慎之介、髙橋純平、平沢大河、オコエ瑠偉>
<2017年ドラフト・吉住晴斗、中村奨成、清宮幸太郎、村上宗隆、安田尚憲>