「無事是名馬」を体現 中日・岩瀬仁紀氏のアンタッチャブルレコードに挑む選手たち【編集部フォーカス】
2019/03/01
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五十嵐亮太(東京ヤクルトスワローズ)
プロ21年、39歳
・日米通算860登板(NPBでは777登板)
五十嵐は、敬愛学園高から1997年ドラフト2位でヤクルトに入団したプロ20年目の右腕。剛速球が武器のリリーフとして活躍し、2004年には最優秀救援投手に輝いている。09年オフにフリーエージェント(FA)権を行使して渡米し、ニューヨーク・メッツに入団。メッツの他に、ニューヨーク・ヤンキースなど3球団を渡り歩いた。
13年に帰国し、ソフトバンクに加入。14年にはリーグ最多となる44ホールドを挙げるなど、中継ぎ陣の柱としてフル回転。しかし、昨季は23試合に登板し、0勝1敗、2ホールド、防御率4.50の成績で、オフに戦力外となった。今季は、10年ぶりに古巣ヤクルトでプレーする。
今年5月で40歳となる五十嵐は、現役投手で最多となる日米通算860登板(NPBでは777試合)を記録している。1002試合までは、あと142試合に登板する必要があるものの、岩瀬氏と同じ齢までプレーできれば、記録更新も夢ではない。
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