「無事是名馬」を体現 中日・岩瀬仁紀氏のアンタッチャブルレコードに挑む選手たち【編集部フォーカス】
2019/03/01
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松井裕樹(東北楽天ゴールデンイーグルス)
プロ5年、23歳
・4年連続50試合登板
・通算253登板
・通算101セーブ
桐光学園高から2013年ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。1年目は主に先発として、27試合に登板。ルーキーイヤーから4勝を挙げる活躍で、126奪三振はリーグ5位タイの数字だった。昨季は史上最年少で通算100セーブに達し、シーズン終盤は先発に再転向したが、今季再びリリーフとして勝負する。
松井は、高卒1年目からプロで活躍しており、年齢からみれば、最も可能性を秘めているといえる。
今回は、鉄腕とも言われる選手たちにフォーカスした。だが、どれだけタフネスぶりを見せていたとしても、昨季引退した巨人・山口鉄也氏や中日・浅尾拓也氏をみると、リリーフ投手にかかる負担が大きすぎると感じることも事実だ。
「無事是名馬」を体現した岩瀬氏の偉大さを改めて知るとともに、現役選手が故障なく少しでも長くプレーできる環境づくりや起用法を模索していけるかが球界の課題となる。