飛距離は柳田に負けない!「タカの健さん」猪本健太郎、ホームランで1軍へ猛アピール
「タカの健さん」が出番はまだかと言わんばかりにホームランをかっ飛ばしている。右の大砲が目覚める日も近い、そう予感させてくれる期待の若鷹の一人・猪本健太郎に注目したい。
2015/05/17
ベースボールチャンネル編集部
登場曲は「唐獅子牡丹」
「フルスイング」が代名詞ともなった柳田に引けをとらない飛距離。その魅力は自負している。
「ホームランは自分の持ち味です。だって、自分がライト前を3本打ったって誰も覚えてないでしょう? だからホームランを打ち続けていきたいです」
ファームではクリーンアップを任されている。チャンスで結果を出せないこともあり、数字には納得していない様子。「試合に出してもらっている限りは、しっかり結果を出していかないと」と反省も口にする。しかし、その思い切りのいいフルスイングは見失わないでほしいものだ。
最後に、猪本のキャラクターについて付け加えておきたい。失礼な話だが、24歳とは思えない落ち着きように、貫録ある立ち姿。まるで90年代のプロ野球選手のようだ……と言えば、それくらいの年代には伝わりやすいだろうか。故・高倉健さんのファンで、登場曲には「唐獅子牡丹」を選択している。そんな渋い一面を持ちながらも、真っ黒に日焼けした肌から真っ白な歯を見せて無邪気に微笑む顔は、24歳の若手選手にも見える。
「日々、野球とぶつかり合っていきます!」
意気込みも「熱男」な猪本の1軍でのホームランが楽しみでならない。
ベースボールチャンネルのフェイスブックはこちら→
ベースボールチャンネルのツイッターはこちら→