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新井貴浩氏が成し遂げた偉業 ドラ6から名球会入り、記録にも記憶にも残る選手

2019/03/16

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 元広島東洋カープ新井貴浩氏の引退セレモニーが16日、オリックス・バファローズとのオープン戦の前に行われた。
 
 新井氏は、広島工、駒沢大を経て、1998年ドラフト6位で広島に入団。ルーキーイヤーから53試合に出場し、7本塁打を放つなど頭角をあらわす。翌2000年からは、8年連続2桁本塁打をマーク。豪快なバッティングで主軸を担い、05年には本塁打王(43本)を獲得した。
 
 2008年からは、フリーエージェント(FA)権を行使して阪神タイガースでプレー。11年には93打点を叩き出し打点王のタイトルを獲得した。15年から再び古巣広島に復帰すると、16年には4番打者としてチーム25年ぶりのリーグ優勝に貢献。リーグ史上最年長の39歳でシーズンMVPに輝いた。
 
 20年間のプロ生活で歴代13位(2018シーズン終了時点)となる2383試合を積み重ねてきた新井氏。安打数や本塁打数など多くの項目で歴代50傑に入っている。比例して増えていった三振や併殺打の数もまた大打者の勲章だ。
 
 
▽NPB通算記録(歴代順位は2018シーズン終了時点)
 
・2383試合出場(歴代13位)
・1054得点(歴代31位)
・2203安打(歴代20位)
・387二塁打(歴代18位)
・319本塁打(歴代39位タイ)
・3591塁打(歴代21位)
・1303打点(歴代17位)
・1693三振(歴代6位)
・242併殺打(歴代6位)



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