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イチロー、第1打席は24歳右腕・坂本工の前に一ゴロ 直後の守備では強烈レーザービーム!

2019/03/18

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今月支配下登録されたばかり!東京ドーム初登板で好投

<シアトル・マリナーズ ― 読売ジャイアンツ>
 
 マリナーズにとってはシーズン開幕前最後の試合。初回、巨人の先発・大江竜聖投手に対して、先頭のディー・ゴードン内野手がいきなり左中間へ二塁打を放ってチャンスを作る。しかし後続の打者が凡退し2死三塁。
 
 ここで通算380本塁打を誇る4番のエドウィン・エンカーナシオン内野手が四球を選んで一、三塁とチャンスが広がったものの、前日に3安打を放ったドミンゴ・サンタナ外野手は左直に倒れて無得点に終わった。
 
 一方、先発マウンドに登った2010年のサイ・ヤング賞右腕フェリックス・ヘルナンデス投手は、巨人の1番・吉川尚輝内野手を投ゴロに打ち取ると、続く坂本勇人内野手には四球を与え出塁を許す。丸佳浩外野手は一塁強襲の当たりを放ったがヘルナンデスがカバーし、一塁走者の坂本勇を二塁封殺として2アウトとした。
 
 そして、打席に4番・岡本和真内野手を迎えたところで丸が一に塁間に飛び出して狭殺プレーの末にアウト。無失点に抑えたものの、先頭打者から3者連続で3ボールとするなど制球に苦しむヘルナンデスの姿が見られた。
 
 2回は両軍ともに三者凡退。3回、巨人は2番手として支配下登録されたばかりの坂本工宜投手がマウンドに立ち、先頭の9番・イチロー外野手と対戦した。イチローはカウント2-2から内角高めの143キロの速球をバットを折ながら弾き返したが一ゴロ。マリナーズは続くゴードンは三ゴロ、ミッチ・ハニガー外野手も空振り三振に倒れ、24歳右腕が堂々たる投げっぷりを見せる結果となった。
 
 イチローは直後の守りで魅せる。無死二塁から、田中俊太内野手が打ち上げた右飛を捕球すると、タッチアップを狙った二塁走者のアレックス・ゲレーロ外野手を刺すべく三塁へ強烈な送球。ノーバウンドで三塁手の胸付近へ投げ込み、観客、両軍のベンチから大きな歓声と拍手が送られた。
 
 巨人は、1死二塁から吉川尚の打席でマリナーズ一塁手のエンカーナシオン内野手がエラーする間にゲレーロが本塁に生還し1点を先制した。



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