首位打者はDeNA・楠本泰史、最多安打は阪神ルーキー木浪…オープン戦の野手タイトル6部門は?
29日からのプロ野球開幕を前に、オープン戦が24日に幕を閉じた。オープン戦では、多くの球団で若手の台頭が見られ、レギュラーシーズンに期待を抱かせている。あくまでも参考記録だが、野手6部門の上位3傑を紹介する。
2019/03/25
打率(規定以上)
オープン戦首位打者は、横浜DeNAベイスターズ大卒2年目の楠本泰史外野手が打率.388をマークして獲得。楠本はドラフト8位で入団した昨季、1軍で56試合に出場し、打率.205だった。今季大きな飛躍が期待できそうだ。2位は、東京ヤクルトスワローズ大卒社会人2年目の塩見泰隆外野手(打率.385)、3位には、阪神タイガース大卒社会人ルーキー木浪聖也内野手(打率.373)がランクインしている。
本塁打
1位は、北海道日本ハムファイターズの大田泰示外野手と読売ジャイアンツ陽岱鋼外野手の5本塁打。新天地で才能を開花させた大田は、移籍3年目となる今季更なる進化を遂げる。次いでヤクルトのトッププロスペクト村上宗隆内野手と、阪神の大山悠輔内野手、広島東洋カープの鈴木誠也外野手がそれぞれ4本塁打をマーク。将来日本の主軸を担う若武者たちが長打力を見せつけた。
打点
打点は、中日ドラゴンズの高橋周平内野手と東北楽天ゴールデンイーグルスの新助っ人ジャバリ・ブラッシュ外野手が15打点をマークして1位。高橋は昨季、自己最多となる128試合に出場し、ようやくレギュラーを掴んだ。ドラフト1位指名された2011年ドラフトから8年が経つ今季、勝負強い打撃を武器にチームを牽引できるか。以降は、広島・鈴木が14打点、ヤクルト・村上とオリックス・バファローズの西浦颯大外野手が12打点で続いている。