首位打者はDeNA・楠本泰史、最多安打は阪神ルーキー木浪…オープン戦の野手タイトル6部門は?
29日からのプロ野球開幕を前に、オープン戦が24日に幕を閉じた。オープン戦では、多くの球団で若手の台頭が見られ、レギュラーシーズンに期待を抱かせている。あくまでも参考記録だが、野手6部門の上位3傑を紹介する。
2019/03/25
安打
阪神の木浪が22安打を放ち最多安打。北條史也内野手やベテラン鳥谷敬内野手との開幕レギュラー争いを制し、17試合中6試合でマルチ安打を記録するなど、途中出場も多い中で結果を残した。2位は、20安打を放ったヤクルトのベテラン雄平と塩見、4位は19安打でDeNA・楠本となっている。
盗塁
盗塁は、ヤクルト・塩見が12盗塁をマークし、頭一つ抜け出した。一方で、盗塁死も5つを数え、成功率には課題を残した。2位は昨季野手転向を果たし話題となったオリックス・佐野皓大外野手(7盗塁)。身体能力の高さを生かして1軍定着を狙う。3位は阪神のドラフト1位ルーキー・近本光司外野手が6盗塁をマークし、俊足ぶりをアピールした。
出塁率(規定以上)
楽天・島内宏明外野手の出塁率.457が最高。打率.359に加え、7つの四球を選んだ。今季も楽天の中軸を担い、チームを引っ張る。2位以降は打率どおり、DeNAの楠本(.434)、ヤクルト・塩見(.429)が続いた。
各部門のオープン戦1位は以下のとおり。
◇首位打者
楠本泰史 打率.388
◇本塁打王
大田泰示
陽岱鋼 5本塁打
◇打点王
高橋周平
ブラッシュ 15打点
◇最多安打
木浪聖也 22安打
◇盗塁王
塩見泰隆 12盗塁
◇最高出塁率
島内宏明 出塁率.457