ドラ7新人の西野真弘、得点圏打率.474 オリのラッキーボーイが奇跡を起こす?【どら増田のオリ熱コラム #36】
オリックス、昨年ドラフト7位で入団した西野真弘が躍動している。チームは最下位と苦しんでいるが、西野の全力プレーにファンの人気も急騰中だ。
2015/05/19
オリックスのラッキーボーイ
「全力プレーとチャンスメイクをすることです」
入団会見で西野が語った、自分のセールスポイントだ。ヘルマン、小谷野の離脱、さらに目標とする選手である平野恵一といった内野陣が怪我の影響でスタメンから外れていく中、西野に対する期待は大きい。
主に1番、2番、8番で起用されているがチャンスメイクだけではなく、得点圏でも無類の強さを発揮している。
18日現在の得点圏打率は.474。一時は5割にも達していただけに、最下位のオリックスにおいてまさにラッキーボーイと呼んでもいいだろう。打率も18日現在で.290。キャンプ中に西野のバッティングを見た侍ジャパンの小久保監督が「ルーキーながらバットが出る角度にセンスを持っている」と称賛していたように、持ち前のバッティングセンスに磨きをかけて、今やチームに欠かせない選手となっている。
入団会見ではさらに「大谷投手の160キロという球を打席で見てみたい」と話していた西野。実際に先月24日に札幌ドームで初対戦し、空振り三振と見逃し三振の2三振という結果に終わっている。交流戦明けに実現するであろう、2度目の対戦で西野がどのように対応できるか、非常に楽しみだ。
時期尚早ではあるが、評論家からは、西野が今季のパリーグ新人王候補という声も上がり始めた。昨年はバトラーが背負っていた「39」の背番号を現時点で完全に西野のイメージナンバーにしたのは事実で、オリ姫人気も急騰中。グッズを作ってほしいという声も多く、限定販売のハイクラスユニフォームでも西野のユニフォームを作ったという声が多かった。
「チームの勝ちにつながる、状況に応じたバッティングというのには自信がある」オリックスのラッキーボーイ西野真弘が、チームをミラクルへと導けるか。
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