侍ジャパン・小久保監督決意新たに 「プレミア12」グループ分け、開幕戦決定
20日、韓国で開かれたWBSC(世界野球ソフトボール連盟)の会見で国際大会「プレミア12」のグループ分けと開幕戦が発表された。それに伴い侍ジャパン・小久保裕紀監督が会見を開いた。
2015/05/20
ベースボールチャンネル編集部
「プレミア12」初戦は札幌ドームで韓国戦
20日、WBSCが今年11月に開催される国際大会「プレミア12」のグループ分けと開幕戦を発表した。小久保監督率いる侍ジャパンは、韓国や第3回WBCチャンピオンのドミニカ共和国と同じグループBに決まった。そして、札幌ドームで迎える開幕戦は11月8日(日)に韓国と対戦する。
<WBSCプレミア12 グループ分け>
グループA:チャイニーズ・タイペイ、キューバ、オランダ、カナダ、プエルトリコ、イタリア
グループB:日本、アメリカ合衆国、ドミニカ共和国、韓国、ベネズエラ、メキシコ
<開幕戦>
11月8日(日)日本-韓国(札幌ドーム)
11月9日(月)チャイニーズ・タイペイ-オランダ(Taichung’s Intercontinental Stadium)
発表に伴い、侍ジャパン・小久保監督が会見で意気込みを語った。
「予選グループの組み分けが決まり、日本はグループBに入りました。(同グループの)他国の名前を聞いても非常に強いチームの集まりだなという印象を受けました。中でも開幕戦に韓国とあたるということで、国と国を懸けた非常に熱い試合になりますし、その試合が札幌で、日本で行われるということで、身の引き締まる思いでいっぱいであります。また、準決勝、決勝が日本で開催されることになっているので、第1回目の記念すべき大会で世界一を勝ち取る瞬間を日本国民の皆さんの前で見せることができるチャンスでもあるので、取りにいかないといけません。11月に向け、これから選手、コーチの人選を含めて世界一をとれるメンバー構成を考えながら引き続き視察、調整をしていきたいと思っています。秋には真のトップチームを作って勝ちにいくことを目標でやっていこうと、新たな決意にいたりました」
「プレミア12」は小久保監督にとって、侍ジャパン代表監督になってから世界一を争う初陣となる。半年後、まずは札幌で侍ジャパン旋風を巻き起こしてほしい。