森友哉 高卒2年目でトップクラスのバッティング 解説者・金村義明氏も太鼓判
埼玉西武ライオンズの打線を森友哉が引っ張っている。打席に立つ姿はすでに風格すら漂うが、森はまだ高卒2年目の選手であることを忘れてはいけない。
2015/05/21
ベースボールチャンネル編集部
交流戦で気になる森の起用法
かつて阪神で活躍した掛布雅之氏は自身の現役時代を振り返り、こんなことを言っていた。
「1年目はプロで戦う体力をつけることに必死でした。2年目はプロのスピードに慣れることで必死でした。3年目になってプロのボールに慣れ、ようやく自分のバッティングができるようになってきました」
その掛布氏も初めて3割に到達したのは入団3年目。2年目は106試合に出場するも、打率.246、11本塁打、29打点に終わっている。ちなみに、高卒2年目の選手で打率3割をマークしたのは、1953年の中西太(西鉄)、1960年の張本勲(東映)の2人だけ。このまま好調を続け、3割をマークすれば史上3人目の快挙となるが、この記録に挑もうとしている森の凄さが、この顔ぶれからもわかる。
まもなくすれば、交流戦がはじまる。これまでDHとして出場してきた森だが、DH制のないセリーグ主催のゲームでは捕手、もしくは外野での起用が検討されている。その中で、これまで通りのバッティングを見せることができるのか。交流戦を含め、シーズンはまだ100試合ちょっと残っている。これからどんなバッティングを見せてくれるのか、森の打席から目が離せそうにない。
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