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12球団一のチーム防御率&4人がハーラートップ 貧打の巨人を支える投手陣

今季、主力選手に相次いで故障が発生しているジャイアンツ。なかなかベストメンバーでオーダーが組めない。貧打に泣きながらも、現在2位。不調の打撃陣を支えているのは、現在セリーグ、ハーラートップに立つ4人の先発衆だ。

2015/05/24

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交流戦、先発2枠に候補がズラリ

菅野智之 9試合5勝4敗 防御率1.55
杉内俊哉 9試合5勝1敗 防御率3.17
高木勇人 8試合5勝2敗 防御率2.04
ポレダ 9試合5勝1敗 防御率2.73
(23日終了時)

それぞれ5勝を記録しセリーグのハーラートップに4人が並び、さらに菅野は防御率トップに立つ。
この先発4本柱でチーム26勝の内、20勝を挙げる安定度。
(他にクローザー澤村拓一が3勝、山口鉄也・大竹寛・田口麗斗が1勝ずつ)
今季から交流戦の日程が変わり火曜から日曜までの6連戦になる。
その間、必要な先発投手は6名。つまり、強力4本柱に加えて、残りあと2枠のサバイバル。

候補者は1軍復帰後2試合、計14イニングでわずか1失点の大竹。
前回登板の阪神戦で8回途中1失点の快投を見せたマイコラス。
そして、左前腕部の炎症で開幕から2軍調整中の内海哲也も、21日のイースタンDeNA戦で7回98球5安打2失点投球。
若手の小山雄輝・宮国椋丞・田口らもジャイアンツ球場から虎視眈々とチャンスを伺う。
しくじったら、次の先発機会はいつ貰えるか分からない。
全員ライバル。年齢も実績も年俸も関係なし。
強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。
その緊張感が競争を生み出し、ハイレベルなローテ争いに繋がっている。

裏ローテを制するチームがペナントを制す。
巨人が混セを抜け出すためには、ローテ5・6番手の先発投手の出来が鍵を握るだろう。

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