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吉田一将で反撃の流れを 交流戦に強いオリックス、カギは”裏ローテ”【どら増田のオリ熱コラム #38】

いよいよ26日からセパ交流戦がスタートする。6連戦が3週間続くタイトな日程。やはり投手陣の出来が勝敗のポイントになるだろう。オリックスは大事な初戦に故障から復帰した吉田一将が今季初登板。ここから反撃の流れを作り出せるか?

2015/05/26

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DeNA、広島に相性がいいが……

「交流戦までは我慢」

 オリックスファンが合言葉のようにそう言いながら待ち続けたセパ交流戦がいよいよスタートする
 今年は試合数がこれまでの24試合から18試合に削減された。
 しかし多くても4連戦しかなかった昨年までとは違い、2カード6連戦を3週間にわたって行う。そのため、各チームは先発投手を6人用意する必要があり、表ローテ(先発1番手~3番手)、裏ローテ(先発4番手~6番手)の編成が重要だ。さらに交流戦を乗り切るうえではリリーフ陣を含めて、総合的な投手力が必要となる。

 まず、オリックス過去5年間の対戦チーム別交流戦データを見てみる。

DeNA(横浜)15勝4敗1分
広島 15勝5敗
阪神 12勝8敗
ヤクルト 11勝8敗1分
巨人 7勝12敗1分
中日 6勝13敗1分

 2010年に、就任1年目の岡田前監督が言うところの「アレ」を達成して以来、負け越したのは2012年(10勝13敗1分)のみ。
 この5年間では68勝48敗4分、勝率.706という高い数字を残している。

 現在借金13と最下位に低迷しているオリックスだが、仮にセリーグ全球団に勝ち越し12勝6敗で終われば、借金は7まで減らすことができる。
 逆に負け越すようなことがあれば2012年のように最下位のまま、パリーグ公式戦に戻ってしまう可能性が高い。
 ちなみに交流戦が始まってから最も多い借金で臨んだのは2007年の借金14。この年は交流戦を12勝11敗1分と借金をひとつ返したものの、シーズンは最下位に終わった。

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