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勝率100%、250奪三振、救援で最多勝…NPB、2019年に期待したい記録<ピッチャー部門>

プロ野球は阪神タイガースや東京ヤクルトスワローズが50試合を消化。各球団、新戦力や急成長した若手などを見出しながら戦い方を模索し、今年のチームを作っている。全3回に分けて、2019年の達成に期待したい記録を紹介する。第3回目は、ピッチャー部門だ。

2019/05/29

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防御率1.50以下

 2000年以降、防御率1.50以下を達成しているのは、田中(2011、2013)とダルビッシュ(2011)のみ。ここまで、千賀が防御率1.384をマークしている。
 
 さらに、千賀を上回る数字を残しているのがオリックス・バファローズの山本由伸だ。山本は、28日時点で両リーグトップの防御率1.380をマーク。さらに山本に期待したい記録は、WHIP(1投球回あたりに出した走者の数)1.00未満だ。ここまで山本はWHIP0.84を記録。走者を出さない圧巻の投球に期待したい。

救援で最多勝

 1988年に伊東昭光が、先発することなく救援投手として最多勝のタイトルを獲得した。その年の成績は、55試合122回2/3に登板し、18勝9敗、17セーブ、防御率3.15だった。以来、先発登板なしで最多勝に輝いた投手はでてきていない。
 
 そして今年、東京ヤクルトスワローズに10年ぶりに復帰した五十嵐亮太が、ハーラートップの5勝を挙げ、話題となっている。プロ22年目を迎えるベテランはここまで、23試合に登板し、5勝0敗、1ホールド、防御率2.35の成績でブルペンを支えている。しかし、5月に入ってからは調子を落としており、5月の防御率は4.22。チーム状態も思わしくないため、一刻も早く復調して、チームの最下位転落を阻止したいところだ。

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