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「倒すことが恩返し」ヤクルト・高梨裕稔が古巣・日本ハム戦で先発へ オフに他リーグへ移籍した選手は?

2019/06/04

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 プロ野球セ・パ交流戦が、きょう4日から開幕する。交流戦の見どころの一つに、古巣との対決がある。オフに戦いの場を他リーグに移した選手は、育成選手を含めて20人。新天地での活躍はもちろんのこと、古巣ファンに対しても、交流戦で元気な姿を見せて恩返ししたいところだろう。
 
 4日の試合では、北海道日本ハムファイターズ対東京ヤクルトスワローズ戦で高梨裕稔投手が先発予定。オフにトレードで日本ハムからヤクルトへ移籍した右腕は、今季すでに4勝を挙げている。
 
 高梨はトレード移籍が発表された際、球団を通じて「ファイターズと対戦して倒すことが恩返し」とコメントを残した。今回、古巣本拠地のマウンドで、どのようなピッチングをするのか期待が高まる。
 
 さらに同カードでは、ともに高卒2年目のスラッガーで、主力として活躍を続けている清宮幸太郎内野手と村上宗隆内野手の競演にも注目だ。
 
 開幕こそ故障で出遅れた清宮だが、今季9試合の出場で10打点をマーク。放った9安打のうち6本が長打と持ち味をいかんなく発揮している。一方の村上は、すでに14本塁打(リーグ5位)、41打点(同1位タイ)を挙げるなどリーグ屈指の打者として存在感を放っており、交流戦でも活躍が期待される。
 
 2016年新人王の高梨は、今年の新人王候補最右翼の村上の援護を受けて「恩返し」することができるだろうか。

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