巨人、ダイヤモンドバックス3Aのデラロサと契約合意 先発も救援もできるMLB通算26勝右腕
2019/06/23
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2017年にTJ手術、今季は3Aでリリーフとして防御率2.49
読売ジャイアンツは22日、新外国人としてMLBアリゾナ・ダイヤモンドバックスの傘下3Aに所属していた右腕ルビー・デラロサ投手と選手契約に合意したことを発表した。背番号は「97」。
デラロサはドミニカ共和国出身の30歳で、身長183センチ、体重95キロ。2011年にロサンゼルス・ドジャースでメジャーデビューし、その後ボストン・レッドソックス(2013年~2014年)を経て2015年からダイヤモンドバックスに在籍していた。
2015年には32試合に先発登板し14勝9敗、防御率4.67と活躍したが、2017年に右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、2018年以降はメジャーでの登板はなかった。今季はマイナー傘下3Aで18試合に登板し(いずれもリリーフ)2勝0敗1セーブ、防御率2.49の成績を残している。
メジャーでの通算成績は、98試合で26勝30敗3ホールド、防御率4.49。マイナー(3A)での通算成績は73試合で8勝9敗1セーブ、防御率3.65。
巨人の球団公式ホームページによれば、デラロサは「このような新しい機会をいただき、私も家族も、とてもうれしく思っています。読売巨人軍という数々の栄光の歴史を持つ名高いチームに入団できるのは大きな名誉と感じています。あらゆる努力を惜しまず、チームのよき一員となり、どんな形であってもチームに貢献し、優勝のために持てる力を尽くします。これは、自分の野球人生において最もエキサイティングな挑戦で、チームと、素晴らしいファンの皆さんのため、日本文化にも親しんでいくつもりです」とコメントを発表している。
巨人は22日現在でチーム防御率がセントラル・リーグ3位の3.69。先発起用、リリーフ起用いずれにも対応できるデラロサなだけに、チームにとって大きな戦力となりそうだ。