中日・柳裕也が抜群の存在感示す。「ドクターK」に相応しい松井裕樹と今永昇太…交流戦の投手タイトル6部門は?
2019/06/26
セーブ
セーブは、東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹投手が8セーブを挙げて1位。松井は、巨人戦でこそ土をつけられたが、そのほかの試合では得点を許さなかった。今季の松井はここまで、奪三振率15.33(交流戦に限れば15.30)をマークするなど、けた違いの奪三振能力を誇っている。2位は7セーブを挙げたDeNA山﨑康晃投手となっている。
ホールドポイント
ホールドポイント(HP)を一番多く稼いだのは、DeNAのエスコバー投手。12試合に登板し、3勝(1敗)7ホールドをマークした。今季160キロ超えのスピードもマークした左腕は、被打率も.158と高い水準を維持しており、チームにとってなくてはならない存在となっている。2位は、同僚のパットン投手と広島のレグナルト投手が9HPで並んでいる。
奪三振
最も奪三振をマークしたのは、DeNA今永昇太投手。防御率こそ今永にしては芳しくないが、奪三振は20回2/3を投げて33個を記録。奪三振率は先発投手として群を抜く14.37。交流戦で4位と健闘し、エスコバーやパットンらと共に、リーグ順位を巻き返したチームの原動力となった。
各部門の交流戦1位は以下のとおり。
◇最優秀防御率
柳裕也(中日) 防御率1.17
◇最多勝
柳裕也(中日)
エップラー(オリックス)
田中靖洋(ロッテ)
エスコバー(DeNA)
大竹耕太郎(ソフトバンク) 3勝
◇最高勝率
山口俊(巨人)、柳裕也(中日)ら12人 勝率1.000
◇セーブ王
松井裕樹(楽天) 8セーブ
◇最優秀中継ぎ
エスコバー(DeNA) 10ホールドポイント
◇最多奪三振
今永昇太(DeNA) 33奪三振