オリ姫VSカープ女子場外戦 急増する野球女子のホンネ
5月29日~31日、京セラドーム大阪に数多のカープ女子とオリ姫の黄色い声が響き渡った。ドームを真っ赤に染めたカープ女子に、ピンクを身に纏うオリ姫も負けじと声援を送る。NPB12球団の中でも女性ファン獲得に注力している2球団の”場外戦”を徹底レポートする。
2015/06/01
栗田シメイ
相手チームのグッズにも興味を持つ女性ファン
<カープ女子>
住本明日香、大本祐子
好きな選手、黒田、梵
広島からはるばる駆けつけた2人は、子どもの頃からのカープファン。普段から頻繁にマツダスタジアムに足を運んでいるという。ドームは日に焼ける心配をしなくて良いですね、と満面の笑みで取材に応えてくれた。オリ姫の印象については、「呼び方でかわいくて羨ましいです。(笑)でもやっぱり私達はカープファンなので、カープ女子という呼び方に愛着を持っています」とカープ女子の結束力をアピール。
「試合で点をとったら隣に座っている人とハイタッチ、というのがカープファン。誰とでもカープの話しをすれば盛り上がることができる。そんな雰囲気が大好きなんです」
滝口陽香、天野郁子
好きな選手、丸、菊池
大阪と東京という離れた場所で生活しながら、カープの試合観戦のために定期的に全国を周遊している2人。今回が始めての京セラドーム観戦だというが、「トイレの個室数が37室もあって、驚きました。すごく女性のことを考慮してくれている点がうれしい。カープファンですが、バファローズのグッズがかわいくて思わず買っちゃいました。特にタオルや応援グッズの豊富さが新鮮でした」と観戦を満喫していた。
一過性のブームではなく、すでに定着した感も出てきたカープ女子とオリ姫。両チームを支える女子達が互いを好意的な視点で捉えていたこと、球団の受け入れ体制が好評を得ていたことが印象に残った。
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