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オールスター、阪神・原口文仁が一矢報いる一発 山崎康晃がナックルで死球、MVPは森友哉

2019/07/12

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<マイナビオールスターゲーム2019・第1戦>
パシフィック・リーグ 6―3 セントラル・リーグ(12日・東京ドーム)
 
 7回、石山泰稚投手がインフルエンザで出場を辞退し、代役で選出されたマクガフ投手が登板。最速156キロの速球で押し、勢いづくパ・リーグ打線を退けた。
 
 7回裏からは、パ・リーグの防御率トップ、オリックス・バファローズの山本由伸投手がマウンドへ。1死から代打・梅野隆太郎捕手にセカンドへの内野安打を許したが、150キロを超える速球と、多彩な変化球で危なげない投球を見せた。
 
 8回表は、フランスア投手がデスパイネ外野手、前の打席本塁打の浅村栄斗内野手、山川穂高内野手を三者凡退。裏は山本と森友哉捕手のバッテリーが近本光司外野手の盗塁を阻むなど、二塁を踏ませない投球を披露した。
 
 9回、山崎康晃投手がマウンドに上がるが、先頭のグラシアル内野手に対し、ナックルを投げ込み死球。無死の走者を背負うと、続く亜細亜大学の先輩である松田宣浩内野手には、フェンス直撃の二塁打を許す。無死二、三塁となると、森友哉捕手の内野ゴロの間、荻野貴司外野手の適時打で2点を失った。
 
 6-1で迎えた9回裏も山本がマウンドへ。鈴木誠也外野手、筒香嘉智外野手を打ち取りあと一人。だが、中日ドラゴンズの高橋周平内野手がセンター前安打を放ち、望みをつなぐ。ここで打席に立ったのは、阪神タイガースからプラスワン投票で選出された原口文仁捕手。山本が投じた148キロのカットボールを捉えると、一矢報いる左中間への一発となった。
 
 しかし、セ・リーグの反撃はここまで。試合は6-3でパ・リーグが勝利。MVPは西武の森が2年連続で受賞している。
 
 あす第2戦(阪神甲子園球場)の先発投手は、セ・リーグが巨人・菅野智之投手、パ・リーグがオリックス・山岡泰輔投手と発表されている。



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